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不具合対象HDD

ハードディスクが認識不能になってアクセスできなくなる(ロック)不具合は、Barracuda 7200.11Barracuda ES.2 SATADiamondMax 22SV35の下記一覧にあるモデルとファームウェア製品のうち一部のシリアルナンバー(Barracuda ES.2 SATAはプロダクトナンバーも)の製品が対象になります。(関連:不具合対象製品かどうか確認する方法) 今回公開されたファームウェアの更新で解決されるのはHDDがロックされる不具合だけです。今回の不具合と代替セクタが増加するなどの問題は別です。(関連:不具合内容)

Barracuda 7200.11 シリーズ

モデル名型番容量更新対象の
ファームウェア
対象外の
ファームウェア
Barracuda 7200.11ST3500320AS500GBAD14,SD15〜SD19,SD81-
ST3500620AS500GB
ST3500820AS500GB
ST3640330AS640GB
ST3640530AS640GB
ST3750330AS750GB
ST3750630AS750GB
ST31000340AS1TB
ST31500341AS1.5TB-CC**,LC**
ST31000333AS1TB-
ST3640323AS640GB-
ST3640623AS640GB-
ST3320613AS320GB-
ST3320813AS320GB-
ST3160813AS160GB-

Barracuda ES.2 SATA シリーズ

モデル名型番容量更新対象の
プロダクトナンバー
更新対象の
ファームウェア
対象外の
ファームウェア
Barracuda ES.2 SATAST3250310NS250GB9CA152-301,302,303
9CA152-501,502,503
〜SN05-
9CA152-510,511,512
ST3500320NS500GB9CA154-301,302,303
9CA154-501,502,503
9CA154-510,511,512
ST3750330NS750GB9CA156-301,302,303
9CA156-501,502,503
9CA156-510,511,512
ST31000340NS1TB9CA158-301,302,303
9CA158-501,502,503
9CA158-510,511,512

DiamondMax 22 シリーズ

モデル名型番容量更新対象の
ファームウェア
対象外の
ファームウェア
DiamondMax 22STM3500320AS500GBMX15〜-
STM3750330AS750GB
STM31000340AS1TB
STM31000334AS1TB--
STM3640323AS640GB--
STM3320614AS320GB--
STM3160813AS160GB--

不具合対象製品かどうか確認する方法

不具合対象製品かどうかを確認するには、Seagate公式の告知ページにある、モデルナンバーチェッカーとシリアルナンバーチェッカーで確認できます。 以前のチェッカーで対象外とされたものでも今回のチェッカーでは対象になったり、その逆になることもあります。
製品のモデルナンバーとシリアルナンバー、搭載されているファームウェア、プロダクトナンバー(Barracuda ES.2 SATA)の調べ方は下記を参考にしてください。
 Seagate公式の手順書(日本語) モデルナンバーやファームウェアの調べ方、チェッカーの使用方法などが掲載されています
Seagate DriveDetect」をダウンロードして実行することで、ハードディスクに搭載されているファームウェアやシリアルナンバーを確認することが出来ます。

#ref(): File not found: "drivedetect_sample.jpg" at page "日本語"


 CrystalDiskInfoなどのSMART情報を確認するソフトウェアを用いることによって確認することも出来ます。

&ref(): File not found: "cdi_sample_thmb.jpg" at page "日本語";


 ソフトウェアを用いずに、ハードディスク本体のラベル上から確認することも出来ます。

#ref(): File not found: "lavel_min.jpg" at page "日本語"


 モデルナンバーとシリアルナンバーからプロダクトナンバーを調べることができます  http://support.seagate.com/customer/warranty_validation.jsp


 Linux hdparm で調べる 1liner for drv in `ls /dev/sd?`;do echo -n $drv; hdparm -I $drv |head -n7 |tail -n3 |tr -d '\n';echo ;done


不具合対象製品だった場合はどうすれば良いか

 不具合対象製品(と共通のファームウェアを搭載した製品)だった場合は、ファームウェアを更新しましょう。  しかしながら、ファームウェアの更新は、失敗すると場合によってはハードディスク本体を故障させかねません。ファームウェアの更新に自信がない、更新する手間が惜しいなどの場合は、更新をあきらめて他のメーカーのハードディスクに乗り換えるのもひとつの方法です。  また、店舗によってはハードディスクの交換を受け付けてくれるかもしれません。購入時の店舗に相談してみましょう。  あるいは、ハードディスクに他の不具合の兆候があるようであれば、RMAによってメーカーに直接、ハードディスクの交換申請するのもひとつの手です。
 ここではファームウェアの更新方法を紹介します。
ファームウェア更新の前に、念のためバックアップをとることを推奨 Seagate公式の手順書.iso イメージファイルを CD に書き込む方法について(日本語)

  1. 当wiki関連ページの、メーカー対応ページより、対象のファームウェアをダウンロードする。
  2. CD-Rやフロッピーディスク、USBフラッシュメモリにファームウェアを起動可能な状態でコピーする。
    • CD-Rの場合

      .ISOファイルをCD-Rに書き込む

      http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/825isorec/isorec.html

      上記のページを参考に ISO Recorderをインストールして、ダウンロードしたISOファイルをCD-Rに書き込んでください。他のライティングソフトをお持ちで、かつそっちにもISO書き込み機能があるならISO Recorderのダウンロードとインストールは不要です。
      簡単な手順:
      1. ISO Recorderをインストール
      2. 空のCD-Rをドライブに挿入する
      3. ダウンロードしたISOファイルのあるフォルダへ移動
      4. ISOファイルを右クリック
      5. コンテキストメニューから「Copy Image to CD」を選択
      6. 指示に従ってCDを書き込む
    • フロッピーディスクの場合 (thanks 648@56) --注意!-- 以下の方法はメーカーが公式に推奨する手順ではありません。

      RawWrite for Windows

       http://www.chrysocome.net/rawwrite 

      1. 上記のページよりRawWriteをダウンロードして、適当な場所に解凍
      2. 空のFDDをドライブに挿入する
      3. 中のフォルダの「rawwritewin.exe」を実行
      4. 「Image file」の「...」をクリック
      5. ISOファイルをダウンロードしたフォルダに移動
      6. 「ファイルの種類」を『Image files(*img)』→『All files (*.*)』に設定
      7. ダウンロードしたISOファイルを選択して「開く」
      8. 「Write」で書き込み
      9. 「Image successfully written」と出たらおk 書き込みは正常にできたのに起動してくれない・・・容量が足りないのかもしれません。
    • USBフラッシュメモリの場合 (thanks 764@57)

      764 名前:Socket774[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 03:39:35 ID:5P97ni28

      ST31000333ASをUSBメモリブートで更新完了した。

      さんざん既出だと思うけど自分でもメモまとめたので↓。

      手順

      1. daemontoolsでISOをマウント

      2. ウルトラISO試用版で、1の仮想CDからブータブルFDイメージを抽出

      3. virtualFDで2のFDイメージをマウント

      4. 中にZIPが入っているので、HDDにコピーして展開

      5. virtualFDで新規FDイメージを作成・マウント

      6. WinXPのexplorerから5の仮想FDを「DOS起動ディスクを作成」チェックしてformat

      7. 消してもいいUSBメモリを挿入

      8. HPのUSBツールで6の仮想FDドライブを元システムフォルダに指定してUSB構築

       http://h50178.www5.hp.com/local_drivers/17550/SP27608.exe

      9. USBメモリを一度抜き、再度挿入

      10. USBメモリの空き領域に4の展開後ファイルを全コピー

      11. 電源off後、当該SATAデバイスのみを接続した状態にして電源on

      12. BIOS設定で SATAモードをAHCIから互換モードに変更、起動デバイスをUSBに変更

      13. USBメモリからブート

      14. batを実行。一度HDDスキャンして当該HDDのみdetectされることを確認のこと


  3. パソコンの電源を切り、対象のハードディスクを内蔵のSATAポートに接続する。 該当HDDのみ更新するチェック機能がついてるが、Seagate公式のチェッカーで対象外とされたモデルでも更新されてしまったとの報告もあるため、更新対象HDDのみ接続するのが推奨であり安全。 環境によってはUSBキーボードで入力できないことがあるので、その場合にはPS/2キーボードを用意する。
  4. パソコンを起動すると自動的にファームウェア更新プログラムが開始される。
    • 開始されない場合
      • ファームを書き込んだCD-R他がドライブに入っているかチェックする
      • BIOSの起動順を設定する Advanced BIOS Features(項目名はBIOSによって違います)等でブート順をHDD→CDROMからCDROM→HDDに変更。詳しくはマザーボードの取扱説明書を参照してください。
      • ファームウェアが正しく書き込めているかチェックする Windows上からISOイメージを書き込んだCD-Rの中身を見て、drivedetect.exe、readme.txtの2つがあれば書き込みは成功しています(アップデータなどのファイルはWindows上からは確認できません)
      • 他のDOSツール(Seatools for DOS や Memtestなど)をCDから起動してみる 起動した→ISOイメージが正常に書き込まれていない可能性があります 起動しない→BIOSの設定など環境に問題がある可能性があります
  5. ファームウェア更新プログラムの操作手順 Seagate公式のファームウェア更新手順の説明(英語) ファームウェアのアップデート方法(日本語版PDFファイル)
    1. 説明が表示されるので一通り読んだらESC or F10を押して説明を終了し、次(モデル選択)に移る
    2. 接続されているHDDがスキャンされ A) Download Firmware to ST31000333AS 9FZ136-300 B) Download Firmware to STxxxxxxxxAS XXXXXX-XXX のように、書き込んだISOファイルで更新可能なモデルが表示されるので、更新したいモデルを選択するとファームウェアの更新が始まる。 例)ST31000333ASなら「A」を押す。 ファームウェアの更新中は絶対にリセットや電源を切らないように
    3. 更新が終わるとPress any key〜と出るので、何かキーを押すと電源が切れる。CTRL-ALT-DELは押さないように! BIOS設定を変えていたら元に戻す
      ST31000333AS(字幕付き)
      &flash(http://www.youtube.com/v/TOwaLMmZr7o&hl=ja&fs=1,425x344,bgcolor=#000000);
      ST31500341AS(字幕なし)
      &flash(http://www.youtube.com/v/j3JE3SW6STw&hl=ja&fs=1,425x344,bgcolor=#000000);
    4. 正常にファームウェアが更新されているのを確認する
    • 更新後、容量が減っていた場合 Q. 一部の旧型マザー(GIGAが多い)で1TBが33MB以下としか認識されない。 A. 不具合解消された2007年11月以降のBIOSに更新する。 更新しても、33MB以下としか認識されない場合に1TBと認識させるためには、 SeaTools>Advanced Features>Set Capacity To Max Native実行で1TBと認識する。 Set Capacity To Max Nativeで直らず、Gpartedでmsdosに初期化で直った報告あり

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